パッキン(ガスケット)は、部品のすき間を埋めて液体・気体・粉塵の出入りを防ぐ部品です。性能を決めるのは材質だけでなく、気泡構造・厚さ・硬さ・圧縮率です。このページでは、EPDMゴムパッキンを例に、選定と発注の進め方を実務の順で整理します。
パッキンは「止める相手」で呼び方が変わります。現場では総称として使われるため、 発注時に仕様が食い違わないよう、用途と相手面を明確にしておくことが重要です。
| 呼び方 | 目的 | 代表的な使用箇所 |
|---|---|---|
| 水密パッキン・防水パッキン | 水の浸入を防ぐ | サッシ、シャワーまわり、屋根・外壁の目地、電気設備の防水 |
| 気密パッキン | 空気の流れを止める | ドア・窓、空調ダクト、機器のカバー |
| 防塵パッキン | 粉塵・異物の侵入を防ぐ | 産業機械、電装ボックス、車両まわり |
| ガスケット | 面と面の間をシールする | フランジ、配管接続、機器の合わせ面 |
| クッション・緩衝材 | 振動・衝撃を吸収する | 機器の据付、梱包、車両内装 |
屋外と油環境が混在する装置では、部位ごとに材質を分けるのが最も確実です。
水密が必要な箇所に連続気泡を使うと吸水して性能が落ちます。ここは用途で必ず切り分けます。
| 項目 | 考え方 | 当社の対応範囲 |
|---|---|---|
| 厚さ | 圧縮率が20〜30%になる厚さを選ぶ | 2〜60 mm(独立気泡は2〜40 mm) |
| 硬さ | 面圧が足りる範囲で柔らかく | ショアA/ショア00(独立気泡の標準は10〜20) |
| 密度 | 圧縮永久ひずみと耐久性に影響 | 連続気泡60〜140/独立気泡70〜200 kg/m³ |
| 形状 | 相手面の形状に合わせる | シート、テープ、スリット、型抜き、押出プロファイル |
| 粘着 | 組立工数の削減に有効 | 片面・両面(強粘着/再剥離) |
| 難燃性 | 規格要求がある場合は指定 | UL94-HF1-V0、FMVSS 302 |
サンプル・技術データ・お見積りは、直接お問い合わせください:
メール: ceo@gabrielia.com — 12時間以内に必ず返信いたします。